日本語 | English

お知らせ

2014年以前のお知らせ記事は、旧WEBサイトの情報をそのまま表示しています。

『ニワトリ抗体の医薬品への応用展開』が「生物工学会誌」に掲載されました。 |株式会社ファーマフーズ
HOME > NEWS&TOPICS

ニュース&トピックス

『ニワトリ抗体の医薬品への応用展開』が「生物工学会誌」に掲載されました。

updated : 2014.7.7

  日本生物工学会発行の「生物工学会誌 6月号」の「プロジェクト・バイオ」に、『ニワトリ抗体の医薬品への応用展開』の研究が掲載されましたので、お知らせいたします。

  『ニワトリ抗体の医薬品への応用展開』は、ニワトリの免疫システムを活用し、新たな抗体医薬品の創出を行うものです。
  抗体医薬品は高い薬効と安全性が期待され、その市場は近年急速に拡大しております。現在、抗体の作製には、哺乳類であるマウスが主に用いられておりますが、ヒト分子が標的である場合、同種間では相同性が高いことから、十分な薬効を持つ抗体を作製できないことが課題とされておりました。

  当社では、ニワトリの免疫システムに着目し、抗体の作製に鳥類であるニワトリを用いることで、ヒト標的分子に対して親和性の高い抗体を開発、作製することを進めてまいりました。
  本技術は広島大学 松田治男名誉教授により「ニワトリモノクローナル抗体作製技術」が確立され、その後、ニワトリ抗体のヒト化改変が進み、「ヒト化抗体作製技術」が確立されております。加えて、近年、効率的に膜タンパク質に対する抗体作製方法が確立されています。

  抗体医薬品の標的の多くは膜タンパク質であり、我々はこれまでの抗体作製方法とは異なる新たなアプローチで、抗体医薬品の開発を推進してまいります。


【生物工学会誌】
  http://www.sbj.or.jp/sbj/

【執筆者】
     株式会社ファーマフーズ :庄屋 雄二,豊浦 雅義

このページの先頭へ