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VOICE(開発部)


中村 唱乃

Q.日頃の業務内容は?

素材の機能性・メカニズムに関する基礎研究およびヒト臨床試験、素材の製造方法に関するラボ検討を行っています。得られた研究成果を論文化・特許化します。また、チームで進めている各プロジェクト進捗を把握し、プロジェクトの方向性の確認や実験のフォローをも行っています。その他には、弊社素材を採用いただいたメーカー向けに資料の作成や営業部と協力して素材販路拡大のためのプロジェクトの運営も行っています。

     
Q.チームについて教えてください

開発部は、新たな素材を開発するため日々研究を行っています。機能性評価、メカニズム、関与成分の探索を行うことはもちろんですが、関与成分が多く、安定的に配合されるように製造方法の検討も行います。その他には、対外的にアピールするために学会発表や論文投稿を行ったり、知財を守るため特許の取得も行います。私たちが開発した素材は、営業部の手によって各メーカーへそして消費者のもとに、通販事業部の手によって消費者のもとへ届けられます。営業部や通販事業部がエビデンスをもって販売することができるように、私たちは機能性の根幹を支えています。


Q.仕事のやりがいはなんですか?

開発部は売り上げの数値が見えづらいですが、自分が携わった素材がメーカーに採用され、実際に商品になったときは達成感を感じます。また、自分が考えたコンセプトが自社または他社において採用され、商品化に向けて思考を凝らしているときは、つらい時もありますが楽しくやりがいを感じます。


Q.一日のスケジュールを教えてください

午前:メールチェック・対応、実験データの解析、文献調査
午後:実験の実施・翌日の計画、メール対応、プロジェクトMTG、各種資料の作成


Q.休日はどのように過ごしていますか?

大学から始めた楽器を社会人になってからも続けて、社会人サークルにて演奏を行っています。他業種との方、幅広い年齢の方が所属しているので、様々な価値観に触れることができ面白いです。また、友人たちとおいしいご飯を食べに行き、他愛もない話をすることで日々の疲れをリフレッシュしています。


Q.今後の目標を教えてください

機能性食品素材として一番の売上はGABAです。GABAに次ぐ、売り上げの柱となるような素材の研究開発を目指しています。一方でGABAは、効果効能に関するメカニズムの詳細は不明な部分があるため、それを明らかにすることを目指しています。

原 由洋

Q.日頃の業務内容は?

京都本社の総合研究所で研究開発に携わっています。PFIが保有する独自技術を用いて、美と健康にかかわる新たな素材を開発し、商品開発まで進める部署です。つまり、先行研究や素材の探索から実際に納品する最終製品の開発にまで幅広い業務に携わることができます。私は化粧品の開発から始まり、現在では健康食品の開発チームに所属しています。特に、たまごを対象にした研究を行っています。たまごのカラザや糖鎖に注目し、新たな機能をもった新規素材の開発を目指しています。

     
Q.チームについて教えてください

開発部にはベテランの研究員に加えて、若手研究員が非常に多いです。日々、研究についてのディスカッションを行いお互いに切磋琢磨できる環境が整っています。みんな非常にお話しやすく、困ったときにはすぐに相談しています。それぞれの専門分野や特技を生かした研究開発を行っています。


Q.仕事のやりがいはなんですか?

新しい素材をどのように商品に活かすか、どのように価値ある商品をお客様に提供できるかについて日々検討することにやりがいを感じています。特に、論文調査や実験を通して素材の新しい可能性を見つけることができた時にやりがいを感じます。困難なこともありますが、一つずつ乗り越えていく姿勢を大切にしています。


Q.一日のスケジュールを教えてください

09:00 【出社】 1日の予定やメールチェック
10:00 【実験】 事前に準備した実験プロトコルを元に実験開始
12:00 【昼食】 社員食堂で同期と一緒に昼食。とても健康的でおいしいです。
13:00 【MTG】 2週間に1度プロジェクトの進捗確認を行います。
14:30 【実験】 午前中の実験の続き。待ち時間にデータまとめや解析を行います。
17:00 【1日のまとめ】 実験の結果をまとめ、翌日の準備をします。
18:00 【退社】


Q.休日はどのように過ごしていますか?

休日は身体を動かしてリフレッシュするようにしています。最近ではボルダリングにはまっており、各地のボルダリングジムを巡って新しいクライミング課題に取り組んでいます。また、研究開発のヒントになると考え読書や散歩に出かけたりしています。PFIには海外出身の研究員や他部署の社員が多数いるため、コミュニケーションをとるために英語の勉強の時間を確保するように努めています。


Q.今後の目標を教えてください

今後の目標は、現在の担当素材を商品化し、お客様に喜んで頂くことです。PFIでは、エビデンスをもつ機能性素材の開発を目指しているため、素材のデータ取得を大切にしています。さらに、2015年から機能性表示食品制度が始まっていることから、機能性表示に対応した素材開発を行っていきたいと考えています。